曇天、長雨続きの強い味方
お天気に恵まれれば、野菜は元気に育ちます。しかし、曇天続き、長雨続きで、葉が黄色くなったり、良い実がつかなくなることがあります。
植物が、太陽の光を受けて行っているのが「光合成」です。光合成によって「炭水化物」を作り出し、それが根、茎、葉、花、実、といったカラダつくりの材料になります。天候不順が続けば、光合成が出来ず、十分な炭水化物を作ることも出来ません。
炭水化物を直接散布
そんな時に役に立つのが、「太陽のし酢く」を薄めて直接葉面に散布すること。
酢の主成分である「酢酸」は、光合成で作られる「グルコース」と同じ、炭水化物の仲間です。
作物に酢を与えることは、光合成産物を直接与えること。太陽の光の役割を補うことになります。
修復を早めるには濃い目の散布
台風、大雨などで根の弱りがひどい場合、早く回復するためには、100〜200倍の濃いめの散布がおすすめです。
2〜3日後にはもう葉がピンと張り始め、成果が目に見えてあわわれはじめます。
濃度が濃いと、弱った作物に病原菌がとりつくのを防ぐこともできます。
黄色くなったホウレンソウや豪雨でしおれたトマトやナスが復活。さらに酢には、高温、乾燥に強くなる効果もあります。
品質向上には
200倍から300倍の薄めの散布では、酢酸がチッソと結びついてアミノ酸を作り、生長を促進します。
地面に落ちた酢は根酸と同じ働きをするため、ミネラルの吸収を助け、光合成能力を高めるため、病害虫に強い野菜になります。
「太陽のし酢く」の特徴
「太陽のし酢く」は、醸造酢であり、一般的な食酢の2倍以上酸度(10%)で非常に経済的です。
調味料として使う一般的な酢には、いろいろな成分が混じっています。これらの酢でも効果はありますが、修復を早めたいときには、とにかく炭水化物を与えることが重要です。純粋なアルコールに近いものから作った「太陽のし酢く」は、効果的に炭水化物を補給、太陽の役割をすみやかに補うことの出来る、有機栽培対応の即効性の活力剤です。