土壌分析のススメ① 有機栽培を成功させるカギは「土」

土壌分析のススメ① 有機栽培を成功させるカギは「土」

土壌分析のススメ① 有機栽培を成功させるカギは「土」

有機栽培を成功させるためにもっとも大切なポイントは、作物が育つ土台である「土つくり」をいかに行うかです。
有機栽培で失敗していまう理由の多くは、毎年同じように肥料を与えていること。

同じ作物を栽培する場合でも、土壌の状態は1作ごとに変わっていきます。
栽培するごとに、作物は土壌の養分を吸収し、土の養分バランスが崩れ、欠乏や、逆に過剰に残るということが起きます。
次の作で、実は土の中にすでに十分ある肥料を与え、逆に不足している肥料を与えなかったとしたらどうでしょう?
作物は健康に育てず、品質の良い作物も出来ません。

家庭菜園でも、最初はうまくいっていたのに、年々収穫量が落ちてきた、病害虫が増えてきた、品質が落ちてきた、といったことが起こるのはこのためです。

土壌分析は畑の栄養管理

畑の中に、どんな肥料成分がどのくらいあるかは、外から見ただけではわかりません。
そのため、土壌分析を行い、肥料養分の過不足、pH(土壌酸度)といった「土の化学性」を調べます。

土壌分析は、畑の栄養管理であり、人間の健康診断と同じです。
調べてみると、なにが足りないのか、多すぎるのかがわかり、それに合わせて処方し、対策を講じることが出来ます。

安全で美味しい野菜の収穫を続けるには、土壌分析の結果にもとづいて、きちんと施肥設計を立てることが重要です。
また、土壌の特性や、作物の種類ごとに、必要な肥料の量は大きく変わります。

勘や経験に頼るのではなく、正しい分析と適切な施肥を行うことで、作物は健全に生育することが出来、栄養たっぷりの野菜を、たくさん収穫することが出来るのです。

【土壌分析のお申し込み】
家庭菜園の土壌分析_申し込み方法

土壌分析

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