その他の野菜・ハーブ

アスパラガス/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
15〜25℃
土壌酸度(pH)
6.0〜7.0

鉢でも・プランターでも栽培可能/有機栽培のアスパラガスを10年以上収穫できる

一度植えれば10年ぐらいは毎年収穫できる、ライフサイクルの長い野菜です。
野菜の中では珍しい「多年草」で、冬には休眠し、春から6月にかけて新芽を収穫します。

冷涼な気候を好みますが、耐暑性も強いので、温暖な地域でも栽培が出来ます。
日当たりのよい場所を好みますが、順応性が良く、半日陰の場所でも育てられます。

種からでも育てられますが、生育が遅く、収穫出来るようになるまで3年以上かかるため、根株を植えるのが育てやすいでしょう。

株と雌株があり、雄株の方が収穫量も20%ほど多くなりますが、購入時の見た目では見分けられません。
雌株は秋になると赤い実をつけるので、その時にわかります。

なお、狭い畑でアスパラを植えると、長年他の野菜が植えられなくなります。
そのため、まずはプランターで、少量の株から栽培を試してみるのがおすすめです。

有機栽培で家庭菜園_アスパラガスの育て方

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
171g
ソイルメイク23
1000g
ソイルメイク11
1200g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)/アスパラガス

肥料名
施肥量
アミノ742
50g
カルシウム
20g
マグネシウム
30g
クワトロネオ
20g

栽培のポイント/アスパラガス

1

苗(根株)を植える株間は30〜40㎝とします(大きめの鉢なら1株、横長大型のプランターなら2〜3株程度)。

2

株が大きくなってきたら、風で倒れないように支柱を立てて支えます。

3

収穫:アスパラガスは新芽を切り取って収穫します。茎の長さが20〜30㎝ぐらい、芽の先端が硬く締まっているうちに、手で折るか、ハサミで切り取ります。
株を充実させるために、4〜5本は残しておきます。
成長が早いため、穫り時を逃がさないようにしましょう。

4

冬越し:11月中旬以降、寒さで茎葉が枯れてきたら、地上部を地際で切り取ります。

収穫後に元肥を与える/アスパラガス

苗や根株を植えて2〜3年目以降は、収穫が終わった後、7月中旬〜下旬に元肥を与えます。
最初にあげる肥料ではないのに「元肥」と聞くと不思議に思うかも知れませんが、アスパラガスは野菜の中では珍しい「多年草」で、10年以上続けて栽培します。
6月までの収穫が終わると、土の中の肥料養分はほとんど残っていません。

果樹の収穫後に「礼肥」を与えるのと同じように、養分を補給して疲れた樹を回復し、同時に、収穫せずに残した芽の光合成を促進します。
与える元肥は、苗または根株を植えた時の同じ種類を同量です。

追肥について/アスパラガス

アスパラガスの追肥は、霜が降りて冬に入るまでの間に、3〜4回に分けて行います。

1回の追肥量はアミノ酸肥料(アミノ742)4g 程度、合わせて中熟堆肥(ソイルメイク23)を1〜2g程度を混ぜて与えます。
中熟堆肥を混ぜるのは、アミノ酸肥料が病害虫のエサとして利用されないように、中熟堆肥中のバチルス菌で抑えるためです。

また、春の新芽が出る一ヶ月ぐらい前に、アミノ酸肥料を5〜7g程度与え、この時にもやはり中熟対比を2〜4g程度混ぜます。
その際には微量要素資材も追肥します。

ジャパンバイオファームの家庭菜園用肥料

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