マメ類

エダマメ(枝豆)/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
20〜30℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

家庭菜園で獲れたての枝豆をおつまみに/とれたて、茹でたてが最高に美味しい

エダマメは、大豆を未成熟なうちに収穫したもの。
とれたて、茹でたてが一番美味しいため、家庭菜園の新鮮な枝豆をビールのおつまみになどで楽しめるのは最高の贅沢。
ゆでても栄養価はあまり変わりません。
穫れたらその日のうちに茹でておき、冷凍しておけばいつでも楽しめます。

枝豆は、タンパク質やビタミンB1・B2、ビタミンCも豊富で、畑の肉と呼ばれます。
野菜の中でも、とくに栄養価の高いものの一つです。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
46g
ソイルメイク23
600g
ソイルメイク11
320g
カルシウム
100g
マグネシウム
60g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
※根粒菌が十分についていれば追肥は行いません。
アミノ742
30g

栽培のポイント/エダマメ(枝豆)

1

マメ科の野菜は、肥料分の少ない土地でも育ちます。

2

チッソ肥料過多は「ツルボケ」「木ボケ」となり、実が充実しない原因になります。追肥はしない、または他の野菜の半分以下ぐらいで良いと考えておきます。

3

エダマメはミネラルを多く必要とする野菜です。とくにカルシウムは枝豆の味に影響し、十分にあると甘味が増します。

4

カルシウムやマグネシウムが少ないと、根粒菌も着きにくく、生育も悪くなります。

5

エダマメは水を多く必要とする野菜です。土はいつも適度な湿り気があるようにしておきます。夏場の乾燥で水分不足が続くと、マメが肥大しない、味も悪くなるといった現象が起きます。

6

エダマメは、トウモロコシと同じで、収穫の直後から味が落ち始めます。収穫後はすぐに茹で、食べきれない分は冷凍保存しておきます。

7

エダマメは、株の下の方から大きくなります。下についたマメが収穫適期でも、上の方はまだ実が小さいことがあります。

追肥について/エダマメ(枝豆)

枝豆は根に共生する根粒菌の働きで、空気中のチッソを固定して供給してくれます。
もともと施肥チッソはあまり必要とせず、少ないチッソを利用して生長し、広げた葉で光合成を行います。
根粒菌が十分に活躍し、十分な量のチッソが供給されていれば、チッソ(アミノ742)の追肥は必要ありません。

実をつける頃になってもチッソが効いていると、木は大きくなっても花が咲かず、実を結ばない「ツルボケ」という現象を起こします。
ただし、葉の様子をみて、生育が悪い、黄色くなる、下葉が枯れるなどの症状がある場合には、ミネラル肥料も合わせて追肥を行います。

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