果菜類

ズッキーニ/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
20〜28℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

低カロリーで様々な料理に使いやすい。初心者でも栽培しやすい

ズッキーニは、カボチャの仲間で、別名「つるなしカボチャ」と言います。
パスタに入れたり、ベーコンと一緒にシンプルに炒めたり、油との相性が良いのが特徴。
和食や、中華、どんな料理にも合いやすく、使い勝手の良い野菜です。
次々と花が咲き、実がなるので、肥料切れにならないよう追肥を行いながら栽培します。
栽培しやすいので家庭菜園向きです。

カリウム、カロテン、ビタミンCが豊富で、低カロリー、ヘルシーな野菜です。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
143g
ソイルメイク23
1000g
ソイルメイク11
1000g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
60g
カルシウム
20g
マグネシウム
30g
クワトロネオ
20g

栽培のポイント/ズッキーニ

1

葉が大きく広がるので、十分な株間、畝幅をとるようにします。

2

根は浅く、強風では根こそぎ抜けてしまうこともあります。葉が大きくなってきたら、支柱で固定します。

3

夏の暑さにやや弱い性質があります。温暖で乾燥地を好ます。

4

土壌適応範囲は広く、水はけのよい土壌を好みます。

5

人工授粉をすれば確実に実がつきます。人工授粉をすれば確実に実がつきます。

ズッキーニの人工授粉

虫が受粉を助けてくれれば、授粉作業をしなくても十分収穫できますが、低温の時期や、花粉を運ぶ虫が少ない環境では、人工授粉が必要になります。
やり方は簡単で、雄花を取って花びらを外し、雄花の先端(雌しべ)に花粉をつけてあげるだけです。

ズッキーニ_おしべ

雌しべ

ズッキーニ_雌しべ
まっすぐに1本伸びているのが雄しべ、いくつもヒダのように膨らんでいるのが雌しべです。

人口受粉は、午前9:00くらいまでに終わらせるようにすると確実に受粉します。

追肥のポイント/ズッキーニ

ズッキーニは非常に肥料食いな野菜です。
果菜タイプは通常、実がつく頃にはチッソ肥料が切れるように施肥を行いますが、ズッキーニはしっかり追肥を行うことが大切です。
追肥を早めに行わないと、葉の伸びが悪くなり、収量も伸びなくなります。

チッソ肥料(アミノ742)を追肥する時は、チッソ優先の生育にならないよう、ミネラル肥料も十分に追肥します。
ミネラルが足りないと、葉の薄い部分がまだらに出来て、光合成する能力が落ちます。
葉が弱くなり、ウドンコ病などにもかかりやすくなります。

ジャパンバイオファームの家庭菜園用肥料

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