マメ類

インゲン(ツルあり・ツルなし)/施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
23〜28℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

ツルなし種ならプランターでも育てやすい

中央アメリカ原産。
インゲンには、ツルのある品種とツルのない品種があります。
ツルなし種は草丈50〜60センチで、栽培期間も60日ほどと短いため、プランターでも育てやすい野菜です。

ツルあり品種は背丈が2m以上に伸び、収穫期間が2ヶ月ほどと長くなりますが、そのぶんツルなし種より収穫量も多くなります。
暑さには比較的強い野菜ですが、気温25℃以上になると、花が落ちやすくなります。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
30g
ソイルメイク23
800g
ソイルメイク11
400g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
30g
カルシウム
20g
マグネシウム
30g
クワトロネオ
20g

栽培のポイント/インゲン

1

鳥避けのため、種まき後はすぐに防虫ネットや不織布をかけ、本葉が出て間引く頃まで外さないようにします。

2

種は、急に水を吸うと生理障害を起こし、発芽しにくくなります。土を十分湿らせてから種をまき、その後は発芽まで水やりは行いません。

3

比較的暑さに強い野菜ですが、25℃以上になると、花が落ちやすくなります。
4月上旬〜6月中旬、または8月の下旬〜9月の上旬まきが栽培しやすい作型です。(中間地)

4

インゲンは、根粒菌がつきにくい性質があります。長い栽培期間中に肥料切れを起こさないように、収穫が始まったら約10日〜2週間に一度追肥を行い、養分を補給します。

生育のポイント/インゲン(ツルあり・ツルなし)

肥料喰いのサヤインゲンは、チッソの吸収量が多い分、ミネラルの吸収量も多くなります。
初期からしっかりミネラルを効かせ、栽培期間中ずっと光合成が活発に行えるように、不足しないようにしましょう。

追肥の時には堆肥も一緒にまぜる

アミノ酸肥料の追肥を行う際は、納豆菌(バチルス菌)の発達した中熟堆肥(ソイルメイク23)も2〜3割混ぜて与えます。
ウドンコ病などのカビを起因とする病気を抑える効果があるだけでなく、団粒構造を維持し、長い栽培期間中、土が硬く締まらないようにする効果があります。

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