イモ類

ナガイモ(長芋)・ジネンジョ(自然薯)・ヤマイモ/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
17〜27℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

ナガイモ(長芋)・ジネンジョ(自然薯)・ヤマイモ、イチョウイモ、ツクネイモ、様々な種類がありますが、これらを総称して「ヤマイモ(山芋)」といいます。
長いもの、短いもの、丸いもの、イチョウ型のものなど形も様々で、粘り具合も違います。
栄養価が高く、老化予防や肌荒れ改善に効果のあるムチンや、消化酵素のアミラーゼが多く含まれ、滋養強壮の薬としても用いられます。

中でもジネンジョ(自然薯)は、今では高級野菜として扱われるようになってきました。
ナガイモなど、他のヤマイモと比べてねばりが非常に強く、トロロにしてダシや卵をかけて食べると、栄養も最高です。

比較的低温に強く、多収で栽培しやすい野菜なので、家庭菜園でも育てることができます。
収穫では、折れたり、傷つけたりしないように注意が必要です。

春に出回る種芋を購入して植えつけます。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
143g
ソイルメイク23
1,000g
ソイルメイク11
1,000g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
40g
カルシウム
20g
マグネシウム
30g
クワトロネオ
20g

栽培のポイント/ナガイモ(長芋)・ジネンジョ(自然薯)・ヤマイモ

1

イモが長く育つ品種は、土を深く耕してから植えつけます。

2

ツルの生育が非常に旺盛なので、株ごとに支柱を立て、そこに絡ませるようにして育てます。

3

種芋が消耗するまでは養分の吸収は少ないため、元肥のチッソ(アミノ742)はそれほど多く必要としません。しかしその後、根が出来ると養水分の吸収が盛んになり、ミネラルの吸収量も増えます。

4

少量、多回数の追肥を行います。植えつけの一ヶ月後から、月に一回程度追肥をします。

追肥のタイミング/ナガイモ(長芋)・ジネンジョ(自然薯)・ヤマイモ

元肥のチッソが切れてくると、葉の色は変わらないように見えても、葉が小さくなり、節間が狭まってきます。
この兆候が見えたらできるだけ早く追肥をします。

また、ツルは伸びても葉色が薄くなる症状があらわれ始めたら、マグネシウムやその他ミネラルの不足のサインです。
ミネラルが不足すると光合成する力が落ち、良い芋が作れません。
葉の様子を見ながら。カルシウム、マグネシウム、クワトロネオの追肥を行います。

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