イモ類

サツマイモ/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
25〜30℃
土壌酸度(pH)
5.5〜6.0

初心者でも簡単。プランターでも育てられる!肥沃さより水はけの良さが大切

焼き芋や大学芋など、甘味が強く、栄養たっぷりのサツマイモは、近年大人気、ブームが起こっています。

種類がとても多いサツマイモの中でも、品種改良によって生まれた「紅はるか」や「シルクスイート」はとくに人気。
甘味が強く、焼き芋にすればお菓子のような美味しさが特徴です。

食物繊維やビタミンC、ビタミンE、カリウム、タンパク質、炭水化物など、さまざまな栄養素が含まれたサツマイモは、NASAが宇宙食として研究し、「準完全食品」と言われるほど栄養たっぷり。美容にも効果があると言われ、あらためて注目されている野菜です。

有機栽培で家庭菜園_サツマイモの作り方

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
51g
ソイルメイク23
500g
ソイルメイク11
160g
カルシウム
100g
マグネシウム
60g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)/サツマイモ

肥料名
施肥量
サツマイモでは追肥は行いません。

栽培のポイント/サツマイモ

1

種イモから育てる方法もありますが、市販の「さし苗(ツル)」を購入し、畑に挿して栽培するのが一般的です。

2

さし苗の節から出た根が太ってイモになります。節の数が多い苗を選びます。

3

さし苗は、下から3〜4節目まで埋まるように植え付けます。成長点(先端の新しい葉が出る部分)を埋めてしまうと地上部の葉が育たなくなるため注意します。

4

つるが茂って邪魔になってきたら、つるの先端を引っ張って「つる返し」を行います。

5

10月中旬以降、霜が降りる前に収穫します。掘ったサツマイモは畑に並べて、乾燥してから保存するようにします。

6

サツマイモは収穫後すぐに食べても甘味があまりありません。最低2週間〜1ヶ月ほど、風通しの良い日陰に置いて追熟させることで、甘味が強くなります。

初期のスタートダッシュが肝心

サツマイモは初期のスタートダッシュが決め手です。
初期葉から厚く大きく、節間が詰まり、葉の枚数の多い株に育てれば、光合成によって作られる炭水化物が豊富にデンプンとして蓄積されます。
サツマイモはデンプンそのもの。
充実した根をいかに早く出させるかが、収量、品質を上げるポイントになります。

ミネラル肥料で美味しくなる

サツマイモを栄養たっぷりで甘く美味しく育てるには、ミネラル肥料が欠かせません。
微量要素として、鉄、マンガン、ホウ素、銅、亜鉛などが必須になります(「クワトロネオ」に含まれます)。

ジャパンバイオファームの家庭菜園用肥料

有機栽培で家庭菜園_ジャパンバイオファームの肥料