イモ類

ショウガ(生姜)/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
25〜30℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

カラダがポカポカ、ヘルシー野菜

冷奴やお刺身の薬味、お料理の隠し味や香り付け、ジンジャーシロップ、ジンジャーエールなど、幅広く利用されるショウガが日本への伝わったのは古く、3世紀頃と言われています。
昔から、香辛料や薬として利用されてきました。

生姜には、胃や腸を整える作用、吐き気留めや、風の予防などにも利用される薬効の高い野菜です。
独特の辛味成分には、殺菌作用や体を温める作用があり、冷え症の改善にも効果があります。

原産地は熱帯アジアで、高温多湿でよく育ちます。
多少日当たりの悪い場所でも栽培でき、プランターでも十分に育つので、初心者でも作りやすい野菜です。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
114g
ソイルメイク23
800g
ソイルメイク11
800g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
30g
カルシウム
20g
マグネシウム
30g
クワトロネオ
20g

栽培のポイント/ショウガ(生姜)

1

他のイモ類と同様に、初めは種ショウガの養分を使って生長します。

2

通常は連作を嫌いますが、BLOF理論で推奨する「太陽熱養生処理」を行えば、連作が可能になります。

3

葉ショウガの収穫まで約3ヶ月、根ショウガの収穫までは約5ヶ月かかります。

4

乾燥を嫌うため、株元にワラを敷き、水分を保つようにすると効果的です。

5

株が大きくなり始めたら、土寄せをします。土寄せが足りないと、根が十分に太れなくなります。

追肥のポイント/ショウガ(生姜)

ショウガは土壌中のチッソがなくなってくると、芽の出方が悪くなり、数も少なくなります。また、順次伸び出す葉の高さが揃ってきます。
そのような兆候が見え始めたら追肥を行います。
1回目の追肥の目安は収穫の2ヶ月ほど前です。その後も同様の兆候が見えたら、2回目、3回目と追肥を行います。

ミネラルをずっと効かせ続ける

ショウガはもともと薬効のある植物として栽培されてきたことからもわかるとおり、ミネラルを多く必要とする野菜です。
元肥でしっかりミネラルを入れていれば追肥は必要ありませんが、栽培期間中、ずっとミネラルが効き続ける必要があります。
肥料養分が流れやすい砂質土の場合や、葉の色が悪くなってきたなどの場合には、追肥を行います(カルシウム、マグネシウム、クワトロネオ)。

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