根菜類

ビーツ/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
15〜20℃
土壌酸度(pH)
6.0〜7.0

涼しい気候を好む。初心者でも育てやすい(プランターでも可能)

ビーツはホウレンソウと同じ「アカザ科」で、地中海沿岸が原産地。
ロシアの料理「ボルシチ」に欠かせない野菜としてよく知られている野菜です。

赤カブのように肥大した根の部分を食用とします。
色鮮やかで見た目にも美しく、栽培は初心者でも難しくありません。
プランターなど、狭いスペースでも十分栽培が可能で、初めての家庭菜園にもおすすめです。

ビーツは涼しい気候を好みます。
真夏の栽培は避け、春・秋の2回栽培が出来ます。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
86g
ソイルメイク23
500g
ソイルメイク11
400g
カルシウム
100g
マグネシウム
60g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
ビーツでは追肥は行いません。

栽培のポイント/ビーツ

1

(中間地)春蒔きは3〜5月、秋蒔きは9月上旬〜9月下旬にタネ蒔きをします。

2

ビーツの種は、スイスチャードのように、1つの殻の中に、2〜3粒の種が入っています。殻が硬いため、一晩水につけてから種まきすると発芽が良くなります。

3

好光性種子のため、土は薄くかぶせる程度にします。種まきから発芽まで7〜10日ほどかかります。

4

間引きは2〜3回に分けて行い、最終的に株間10〜12㎝にします(株間が狭いと根が大きく育ちません)。

5

種まきから収穫まで2ヶ月〜2ヶ月半が目安です。土の上に見える根の直径が5〜6㎝になったら収穫時期です。収穫が遅れると、スが入ったり、味が落ちるため、適期を逃さないようにします。

ミネラルの重要性/ビーツ

土の中の根が肥大するビーツは、鉄がとくに重要。
鮮やかな赤色も、鉄によるものです。

また、根の表皮を病害中から守るために、カルシウム、ホウ素が重要です。
そのほか、光合成を活発に行い、根にしっかり養分を貯めるため、マグネシウム、マンガン、銅、亜鉛といったミネラルも不足しないように注意します。

(ホウ素、鉄、マンガン、亜鉛、銅は「クワトロネオ」に含まれています)

ジャパンバイオファームの家庭菜園用肥料

有機栽培で家庭菜園_ジャパンバイオファームの肥料