根菜類

カブ/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
15〜20℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

初心者でも簡単/一年中栽培できる

カブは品種が多く、形、色もさまざまですが、小カブ(5〜6㎝)、中カブ(10〜13㎝)、大カブ(15㎝以上)のサイズに大きく分けられます。
小カブなら栽培の期間も短く、プランター栽培でも育てやすいため、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜です。

涼しい気候を好み、気温が高い時期は害虫が発生しやすくなります。
プランター栽培なら移動できるため、極端な暑さを避けることが出来、ほぼ年間を通じて栽培できます。

根(玉の部分)には消化酵素のアミラーゼが多く含まれ、胃もたれや胸やけなどを抑える効果があります。
葉にはビタミンB1、B2、C、カルシウム、カリウムを多く含み、白い根の部分だけでなく、サラダとしても食べられます。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
86g
ソイルメイク23
500g
ソイルメイク11
400g
カルシウム
100g
マグネシウム
60g
クワトロネオ
30g
アルギンゴールド(※さらに美味しく)
50〜200g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
カブでは追肥は行いません。

栽培のポイント/カブ

1

保水性、通気性の良い土壌なら、肉質の柔らかな、見た目にも美しい光沢のあるカブが収穫できます。

2

カブのタネは1㎝間隔で蒔き、その後は、こまめに間引きを行いながら栽培します。
間引いて間隔を空け、根が育つスペースを確保しないと、小さなカブばかりになります。
間引いた葉や根は、浅漬け、おひたしなどにすれば、栽培期間中に何度も美味しく食べられます。

3

初期の葉を厚く、大きく出来れば、光合成能力が高くなり、その後の生育の土台となって、よく根を太らせられるようになります。
そのため、初期のチッソ肥効(アミノ742)を高めて初期葉を作り、根が本格的に肥大し始める頃にはチッソが切れるようにすることがポイントです。

ミネラルの重要性/カブ

カブでは、とくにカルシウムが根の表皮を守るために重要です。
カルシウムが不足すると、表皮が軟弱になり、病害虫の被害を受けやすくなります。

また、微量要素ミネラルの中でも、とくにホウ素が重要になります。
ホウ素は、細胞壁を作る上で欠かせないミネラルです。
その他、鉄、マンガン、銅、亜鉛も、不足しないように注意します。
これらが不足すると根の呼吸や、葉の光合成の能力が落ちてしまい、作物が大きくなれなくなります。
(ホウ素、鉄、マンガン、銅、亜鉛は「クワトロネオ」に含まれています)

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