外葉類

ナガネギ(長ネギ)/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
15〜20℃
土壌酸度(pH)
6.0〜7.0

何度も土寄せして白く長く育てる

中華料理、和食で、幅広く活躍する長ネギ。
白い部分(葉鞘部)を長く育てるには、植え溝を20〜25センチ程度掘ります。
深いほど白い部分を長くできますが、水はけの悪い畑では、滞水しやすいので注意しましょう。

カロテン、鉄分、ビタミンCやカルシウムなども豊富です。
香り、辛味は硫化アリルによるもので、疲労回復に役立つビタミンB1の吸収を促進し、血液をサラサラにする効果があります。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
140g
ソイルメイク23
800g
ソイルメイク11
1000g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
40g
ソイルメイク23
200g
カルシウム
20g
マグネシウム
30g
クワトロネオ
20g

追肥について/ナガネギ(長ネギ)

追肥は必ず畝間にまいて、土とよく混ぜてから土寄せします。
カブ元に直接あたると、腐ってしまうことがあります。

また、ネギは葉の面積が小さいため、光合成による炭水化物の生産が少ないことが特徴。
チッソ肥料(アミノ742)が炭水化物より過剰だと、病気になりやすくなります。
そうならないように、追肥の際にはミネラル先行を意識します。

栽培のポイント/ナガネギ(長ネギ)

1

耐寒性が強く、ー8℃になっても凍結、枯死しませが、25℃以上の高温では生育が悪くなります。

2

白い部分が生長する適温は15℃前後で、5℃以下、25℃以上では形成が進まなくなります。

3

収穫後は泥つきのまま冷暗所で保管します。土中に保存しておくと、長期間新鮮な状態を保つことができます。

遮光性のあるもので覆えばプランターでも作れる

土の深さを確保したり、土寄せが難しいプランター栽培でも、新聞紙や遮光性の高い厚紙などで覆い、日光にあてないようにすれば、白い部分を長く育てることができます。
成長に合わせて、覆いの高さを数センチずつ上げていきます。

ネギ坊主を出さないように肥効を維持

ネギの成長は最初はゆっくりですが、葉が伸びだすと勢いが増します。
チッソが切れるとネギ坊主をつけはじめるので、栄養生長を続けるように、追肥で肥料分を補いながら生育させます。

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