外葉類

セロリ(セルリー)/特徴と施肥量のレシピ_有機栽培

生育適温
15〜20℃
土壌酸度(pH)
6.0〜6.5

正しくは「セルリー」/栽培期間が長く肥料が多く必要_中級者〜上級者向け野菜

セロリは正しくは「セルリー」と呼びます。
特有の香りには、ストレス解消、食欲増進に効果があります。
カルシウム、カロテン、鉄、ビタミンC、B1、B2などの豊富な栄養は、茎の部分よりも葉の部分に多く含まれているため、サラダで生食するだけでなく、炒めもの、煮込み料理など、残さず食べられる工夫ができると良いでしょう。

施肥量のレシピ(1m2あたり)

肥料名
施肥量
アミノ742
170g
ソイルメイク23
800g
ソイルメイク11
1,200g
カルシウム
200g
マグネシウム
90g
クワトロネオ
30g

追肥(1m2あたり)

肥料名
施肥量
セロリでは追肥は行いません。

追肥について/セロリ

元肥がしっかり効いていれば追肥の必要はありませんが、収穫時までチッソ肥料(アミノ742)が途切れないことが大切です。
また、甘みや旨味を高めたい場合は、収穫の3週間前(植え付け後2ヶ月前後が目安)に追肥を行うと効果的です。

なお、チッソ肥効を切らさずに生育を維持しようとすると、どうしても軟弱な育ちになるので、カルシウムを中心にミネラル類をしっかり効かせます。

栽培のポイント/セロリ

1

栽培期間が長く、しっかり肥料を必要とする野菜です。
堆肥(ソイルメイク11、ソイルメイク23)、元肥(アミノ742)、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、クワトロネオ)を元肥として施しましょう。

2

中級者〜上級者向けの野菜と言えますが、ポイントを守れば初心者でも栽培できます。

3

草丈が40㎝〜50㎝になったら、根本で包丁で切り取って収穫します。
遅れると「す」が入って美味しくなくなってしまうので、早めに順次収穫していくのがコツです。
30㎝ぐらいの、柔らかい葉や茎を食べられる段階から収穫していくのが良いでしょう。

忘れられがちな側芽かき/セロリ

セロリの栽培で忘れられがちなのが、側芽かきと下葉かき。
苗の植え付け後、30〜40日経つと側芽と下葉が出てくるのでかきとります。セロリの栽培で忘れられがちなのが、側芽かきと下葉かき。
苗の植え付け後、30〜40日経つと側芽と下葉が出てくるのでかきとります。
この作業を怠ると、株本体の肥大が遅れます。

ミネラルで品質アップ!

セロリの栽培で必要なミネラルは、カルシウム、マグネシウムのほかに、特に鉄、ホウ素が重要です。
鉄は、セロリの大きな株を支えるための根張りを良くし、ホウ素はセンイをつなぐ役割として、重要な微量要素ミネラルです。
クワトロネオ」は、「鉄、ホウ素、マンガン、亜鉛、銅」の必須ミネラル5種を補給できます。

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